No853・・・小型株
小型株とは、大型株と中型株以外の株式株式のことで、
一般的な小型株の定義としては、東京証券取引所がTOPIXの規模別株価指数を
算出する際に使用しているルールを用いており、小型株の定義に、株価、資本金、
売上高、従業員数を用いることは少ないようです。
この小型株の定義としては、東京証券取引所の分類を用いることが一般的ですが、
東京証券取引所の分類では、大型株に分類された株式と中型株に分類された株式以外の、
全ての銘柄を集めたグループを小型株と定義しています。
ちなみに、東京証券取引所が小型株の定義に考慮している時価総額とは、
株価×発行済株式数にて計算した数値の事です。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この小型株の株式の特徴としては、大型株や中型株の株式よりも、
値動きが激しいことです。
ところで、東京証券取引所では、大型株、中型株、小型株の規模別株価指数を公表していますが、
大型株指数がTOPIX100、中型株指数がTOPIX Mid400、小型株指数がTOPIX Smallです。
また、東京証券取引所では、大型株の中でも特に時価総額が大きく流動性が高い30銘柄を
TOPIX Core30としており、TOPIX Core30に続いて、時価総額が大きく流動性が高い70銘柄が
TOPIX Large70であり、TOPIX Core30とTOPIX Large70を合わせたものがTOPIX100の構成銘柄です。
そして、東京証券取引所では、大型株指数、中型株指数、小型株指数だけでなく、
業種別株価指数（Sector Index）も公表しており、この業種別株価指数は、
33の業種区分に基づいて区分された株価指数です。
尚、投資信託には、小型株に特化した小型株ファンドも存在しますが、
このような小型株ファンドの構成銘柄は、東京証券取引所が定めた小型株の定義ではなく、
各ファンドが独自に定めたルールによっており、小型株ファンドには、ジャスダックなどの
新興市場に上場している企業の比率が高いことが特徴といえます。
小型株に関連する用語
※株式、債券、資金調達、有価証券
※逆ザヤ、順ザヤ
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR（ゴールドシルバーレシオ）