No1126・・・サブコン
サブコンとは、元請業者であるゼネコンから工事の一部を請け負う下請け建設会社のことを
意味しており、ゼネコンとサブコンに違いがあるのではなく、契約関係により下請けとなる場合は、
ゼネコンでもサブコンとなる場合があり、サブコンは、sub contractorの略称です。
また、ゼネコンとは、マンションやオフィスビルなどの建築物の工事一式を請け負う
総合建設業の俗称のことであり、建設業セクターはピラミッド型の典型的な業界で、
日本の特に大きなゼネコンのことをスーパーゼネコンと呼んでいます。
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そして、サブコンの企業は、国や地方公共団体が公共工事の発注を年々削減しているので、
民間工事に活路を見出すべく、マンション建設の比重を高めている企業もありますが、
サブプライムローンを発端とする不動産市況の低迷や資源価格高騰による資材価格の上昇により、
受注工事の減少・貸倒の増加・利益率の低下で倒産するサブコン企業も増加しています。
尚、建設業セクターは、ゼネコン倒産予想ランキングなる記事が企画されることが多い業界で、
上場しているゼネコンの中にも、銀行の支援なしに存続することができない財務体質が脆弱な
企業は存在します。
※コンストラクションマネジメントとは、コンストラクションマネージャー(CMR)が
発注者の代行者として建設プロジェクトの計画から竣工までの各プロセスにおいて
中立性を保ちマネジメントをして建築コストを削減する手法です。
※建設業特有の主要な勘定科目は下記の通りです。
@完成工事高・・・一般企業の売上高
A完成工事原価・・・一般企業の売上原価
B完成工事総利益・・・一般企業の売上総利益
C完成工事未収入金・・・一般企業の売掛金
D工事未払金・・・一般企業の買掛金
E未成工事支出金・・・一般企業の棚卸資産
F未成工事受入金・・・一般企業の前受金
G完成工事補償引当金
サブコンに関連する用
※ゼネコン、建設業セクター
※住宅着工統計、建築着工統計調査
※建設工事受注動態統計調査、建設業セクター