No1125・・・コンストラクションマネジメント
コンストラクションマネジメントとは、コンストラクションマネージャー(CMR)が
発注者の代行者として建設プロジェクトの計画から竣工までの各プロセスにおいて
中立性を保ちマネジメントをして建築コストを削減する手法で、コンストラクションマネジメントは、
英語表記の、construction managementの頭文字を取ってCM方式とも呼ばれています。
このコンストラクションマネジメント方式は、工事に伴う最終的なリスクの取り方によって、
ピュアCM方式とCMアットリスク方式に分類でき、コンストラクションマネジメント方式では、
ピュアCM方式が採用されることがほとんどです。
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また、コンストラクションマネジメント方式のメリットとしては、
資材の調達プロセスや建設コストがオープンになり透明性が高いので、
最近では、建物の建築にコンストラクションマネジメント方式を採用するだけではなく、
建物の内総工事にもコンストラクションマネジメント方式を採用して、
コストダウンを図るケースが増えています。
最近、コンストラクションマネジメント方式の採用が増えている理由としては、
少しでも設備投資の負担を軽減出来れば、投資収益率の向上にも繋がりますし、
万が一、事業を撤退する際でも被害を最小限に抑えることが出来たり、
建築コストが小さければ、事業撤退の意思決定も迅速に行うことが出来ることなどがあります。
そして、コンストラクションマネジメント費用の相場としては、
建築コスト全体の5%〜10%くらいが多いようです。
尚、自分が所有する土地を有効活用する為に、自分の土地にアパートやマンションなどの建物を
建築してアパート経営やマンション経営をはじめる際は、アパートやマンションの建築を
不動産会社に丸投げするのではなく、コンストラクションマネジメント方式を活用すれば、
建築コストが大幅に減少する可能性があり、不動産投資利回りの向上が期待できます。
※建設業特有の主要な勘定科目は下記の通りです。
@完成工事高・・・一般企業の売上高
A完成工事原価・・・一般企業の売上原価
B完成工事総利益・・・一般企業の売上総利益
C完成工事未収入金・・・一般企業の売掛金
D工事未払金・・・一般企業の買掛金
E未成工事支出金・・・一般企業の棚卸資産
F未成工事受入金・・・一般企業の前受金
G完成工事補償引当金
コンストラクションマネジメントに関連する用
※修繕積立金、マンション管理組合、修繕積立一時金(修繕積立基金)
※ゼネコン、建設業セクター
※サブコン