No91・・・大局観を養う
投資や事業で成功する為には、過去の歴史の成功事例を学ぶよりも、
時代が変化しても変わることがない、世の中の根本的な仕組みや
関連性を学び、大局観を養い大勢を予測出来ることがで重要で
あると思います。
どんなに世の中が変化しても変わらないことの例えとして、
物を上から落とせば、下に落ちていき地面まで必ず落下します。
このことと同じように、世の中にも、途中経過は紆余曲折するが、
最終的にはこうなるだろうと予測できることはあるはずです。
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その一例として、ビジネスの世界では、ある商品が流行ってくると、
多くの企業がそのビジネスに参入し、価格競争がまず発生します。
そして、多くの企業は商品の値下げ合戦を始め、その商品の価格が
これ以上値下げすることが出来ない価格まで到達すると、
ほとんどの企業ではその商品から得る利益は著しく減少し、
その商品のビジネスは次の展開に移行します。
その次の展開とは、価格競争が極限まで到達しているため、
次の段階では価格の勝負ではなく、商品の質である内容に競争が移行していくことです。
これが、どんなに世の中が変化しても変わらないことの事例であり、
物事は、極限まで達すると、それまでとは反対の方向に転じるのです。
これは、道教の陰陽にもある、陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる
という状態と同様のことでしょう。
景気の悪化も極まれば、後は、好景気が極まるまでは、
紆余曲折はあっても景気の回復は続くはずです。
特に、株式投資や事業は、人と同じ行動を取っていては、
大きなリターンを得ることは出来ない為、大局観にて大勢を予測し、
大多数の人が変化の兆しに気づく前に、
変化の兆しを感じたら行動に移すことが必要でしょう。