本文へスキップ

Ogata Investment 株式会社は、経営財務・予算作成コンサルティングを専門とする会社です。

イールドスプレッド

イールドスプレッド<経営者の為の用語集経営財務情報








No271・・・イールドスプレッド


イールドスプレッドとは、イールドが利回りという意味で、

スプレッドが格差という意味から、利回り格差という意味であり、

通常イールドスプレッドは、長期金利と株式益回りの差のことを

指すことが一般的であり、イールドスプレッドは、その水準により

投資判断に利用される指標なのです。


また、イールドスプレッドは、長期金利(10年物国債)と株式益回りの

関係から、債券投資が適しているのか、株式投資が適しているのかを

判断する指標として用いられます。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

経営管理セミナー  ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座

※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報

経理業務の利益貢献度経理業務の合理化の後に残るものいる社員といらない社員日本の不動産相場






そのイールドスプレッドの値が過去のデータより拡大がピークと

予測できる時が、債券投資のタイミングの時期で、イールドスプレッドの

値が過去のデータより縮小がピークと予測できる時が株式投資のタイミングの

時期と判断することが出来ます。


このイールドスプレッドが拡大する理由としては、長期金利(10年物国債)の

利回りが上昇しているか、企業の利益の落込みにより、株式益回りが

低下しているか、もしくはその両方が原因でイールドスプレッドが拡大し、

イールドスプレッドが縮小する原因としては、長期金利(10年物国債)の

利回りが低下しているか、企業の利益の回復により、株式益回りが

上昇しているか、もしくはその両方が原因でイールドスプレッドが

縮小していることになります。


尚、長期金利(10年物国債)と株式益回りのイールドスプレッドの

過去の統計では、長期金利と株式益回りのイールドスプレッドは

平均3%〜4%になっています。


ちなみに、イールドスプレッドを算出する際に必要な株式益回りは、

1株利益(EPS)を株価で割り算出したもので、株式益回りは、

PER(株価収益率)の逆数でもあり、イールドスプレッドを算出する際に

必要な株式益回りを利用する時は、実績ベースの数値を用いて計算する場合と、

今期の予測ベースの数値を用いて計算する場合があります。



イールドスプレッドに関連する用語

フィキシングメンバー

アメリカ新通貨発行と金本位制度

GSR(ゴールドシルバーレシオ)

新円切換

米国債と借金の本質

通貨発行益(シニョリッジ)