No137・・・決算短信
決算短信とは、上場企業が決算発表時に作成する、各社共通の
決算情報資料で、決算短信は、証券取引所が要求する民間開示情報であり、
決算短信には、企業の業績や財政状態、セグメント別損益、配当状況、
来期業績予測などが記載されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この決算短信は、証券取引所が投資家に投資情報の迅速な開示をする為、
上場企業に義務付けているツールなので、決算短信を見れば、
企業の現状の財務内容をタイムリーに把握することができます。
また、決算短信と有価証券報告書の内容は似ている部分もありますが、
決算短信は、東京証券取引所などの証券取引所が作成ガイドラインを
示しているだけで、決算短信は、法律に規制されているものではない為、
決算短信の書式等は企業が任意で決定しています。
そして、決算短信は、法定開示書類の有価証券報告書と異なり、金融庁への
提出義務も当然無く、公認会計士の監査報告書も添付されていません。
決算速報として、四半期決算の発表の際に、決算短信を利用することに問題は
無いのでしょうが、企業の決算内容を検証する場合には、決算短信と異なり、
書式も統一され、公認会計士の監査報告書も添付されている有価証券報告書の方が
適しています。
そして、株式投資や企業調査の観点から見た決算短信のメリットとしては、
その速報性と決算短信の最初のページを見るだけで、企業の業績や財政状態が
簡潔に記載されていることなどがあります。
尚、決算短信は、証券取引所のHPの適時開示情報閲覧サービスと
各企業のホームページのIR情報で見ることが出来ます。