No741・・・長期資金計画
長期資金計画とは、一般的に、計画する期間が5年以上の資金計画のことで、
長期資金計画は、長期財務計画の要の計画であり、長期資金計画は、
長期利益計画、運転資金計画、設備投資計画などで構成される、
複数事業年度の経常予算と資本予算なのです。
この長期資金計画の作成方法の基本としては、最初に、長期利益計画を
作成して、次に、利益計画の為に必要な設備投資とその他の長期資金計画に
必要な項目の計画を作成することになります。
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(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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ちなみに、長期資金計画は、中期資金計画を包括していますので、長期資金計画を
作成すれば、中期資金計画も作成していることになります。
また、長期資金計画の作り方は、複数事業年度の資金繰り表の作り方ともいえるので、
資金繰り表を作成する際は、資金計画の構成要素である、経常予算と資本予算を
作成する必要があるわけです。
ちなみに、資金管理(資金繰り)とは、ある一定期間に運用する資金を、何時・どこから・
どうやって資金の工面や調達をするかを計画し、計画と実績を比較して、分析・評価・
対策までの活動全体を含む仕組みのことです。
尚、短期資金計画は、長期資金計画の初年度の計画なので、長期資金計画で
策定された計画に基づき、月次ベースの詳細な、短期資金計画の構成要素である
各計画を策定することになります。