No649・・・設備投資計画
設備投資計画とは、企業においては、単年度経営計画や中期経営計画にて、
製品の製造や事業活動に不可欠な、建物、機械装置、ソフトウエアなどを
購入する計画のことで、設備投資計画は、運転資金計画とともに、資金計画には
必要な項目であり、設備投資計画は、企業価値の向上や競争力を維持する為に
必要不可欠な計画です。
この設備投資計画の立て方のポイントとしては、次の様な項目を検討する必要があります。
設備投資計画の立て方のポイント
@設備投資額
A設備投資の採算性
B設備投資額と営業キャッシュフロー・経常収支
C固定長期適合率
D資金調達方法
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、単年度の設備投資計画は、長期的な設備投資計画に基づき作成されますので、
中期経営計画を作成する際は、設備投資計画も、必ず作成しておく必要があります。
ちなみに、設備投資計画は、企業予算においては、総合予算の、資本予算に含まれる
計画です。
そして、資本予算を作成する際は、設備投資計画だけを作成するのではなく、
不要な固定資産や老朽化した固定資産などの、資産売却計画や資産除却計画も、
資本予算を作成する際は、作成することになります。
尚、設備投資計画を作成する際は、経済環境の変化により、設備稼働率と収益状況が
どのように影響を受けるのかを充分シミュレーションする必要がありますが、財務体質が
脆弱な企業が、経済環境を無視して、積極的な設備投資計画を変更しないことは、
大きな経営リスクに繋がる可能性があります。