No1321・・・貸付信託
貸付信託とは、信託銀行が多数の委託者と信託契約をすることで集めた多数の金銭を
貸付や手形割引などの方法で運用し、そこから生じた運用収益を委託者である投資家に
分配する金融商品で、貸付信託はビッグが代名詞となっています。
ちなみに、貸付信託と金銭信託の違いとしては、投資家から集めた資金を、貸し付けや手形割引で運用するか、
株式や債券などの金融商品に投資をして運用するかの、運用方法による違いです。
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この貸付信託は、バブル期には長期信用銀行のワイドという金融商品や郵便局の定額貯金とともに
高利回りで個人に人気となっており、ビッグやワイドが販売される際には、銀行に長蛇の行列が
出来るほどの人気ぶりでした。
尚、貸付信託の一種であるビッグは、大企業が直接金融の比率を拡大してきたことが影響し、
銀行の大企業向けの融資が減少するようになって、運用難になったこともあり、
貸付信託の販売を中止している金融機関が大半です。
貸付信託に関連する用語
※貸付信託法
※投資信託、株式、債券、不動産
※J-REIT(REIT)、不動産投資信託
※ETF、日経平均株価、WTI原油
※預金保険法