No1025・・・返済比率
返済比率とは、年収に対する、借入金と支払利息を合計した返済金額の比率のことであり、
一般的に、住宅ローンの適正な返済比率は年収の25%以内といわれ、
返済比率は、住宅ローン金利によって大きく変動します。
この返済比率という用語を耳にするときは、大半の方が、マイホームの購入を検討する際の
資金計画を考えている時であり、どれくらい住宅ローンの借入ができるかは、
返済比率の数値次第といえますし、返済比率は住宅ローン金利によって大きく増減しますので、
自分自身で返済比率の計算をする際は、住宅ローン金利を4%に設定して計算をすると
無理のない借入であるのかが分かります。
また、銀行などの金融機関が返済比率を計算する際は、自動車ローン、カードローン、
クレジットカードによる商品の分割払いやリボ払いによる全ての返済金額を合算して
計算することになります。
ちなみに、銀行などの金融機関は、住宅ローンの審査において、住宅ローン申込者の返済比率を
計算する際は、金利4%で計算することが多いようです。
また、住宅ローンの適正な返済比率は年収の25%以内といわれていますが、返済比率の上限としては、
およそ35%から40%を返済比率の上限としている銀行が多いようです。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・事業計画書作成セミナー
・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座 ・経営計画作成通信講座
■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報
・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場
■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)
・経営相談セカンドオピニオンサービス ・管理職代行サービス ・1日コンサルティング
そして、仮に、住宅ローンの返済比率が年収の25%だったとしても、
住宅ローン申込者の返済比率以外の審査項目に問題がある場合は、
住宅ローン申込者が希望している借入金額を減額されたり、住宅ローンの審査に落ちる
場合もありえます。
尚、返済比率を算出する場合の年収は、実際の手取金額を適用するのではなく、
税込支給額を用いて計算することになります。
ちなみに、フラット35を利用する場合の返済比率は、平成19年10月1日を境にして
下記のようになっています。
平成19年10月1日までのフラット35の返済比率(利用条件)
■300万円未満が25%以内
■300万円以上400万円未が30%以内
■400万円以上700万円未満が35%以内
■700万円以上が40%以内
平成19年10月1日以降のフラット35の返済比率(利用条件)
■400万円未満が30%以内
■400万円以上が35%以内
※返済比率の計算式は、年間の返済金額を年収で割って算出した金額に100を掛けて計算します。
返済比率の計算式・・・返済比率(%)=年間の返済金額÷年収×100
返済比率に関連する用語
※住宅ローン破綻、住宅ローン、住宅ローンが払えなくなって
※親子ローン、親子リレーローン、親子ペアローン
※住宅ローン事前審査、住宅ローン本審査
※団体信用生命保険(団信)
※ローン特約(ローン条項)
※住宅ローン保証料
※ゆとり返済(ゆとりローン)、ステップ返済(ステップローン)
※オーバーローン
※住宅ローンつなぎ融資
※手付金、証約手付、違約手付、解約手付
※買換特約、不動産売買契約
※非提携ローン、提携ローン