No1019・・・親子リレーローン
親子リレーローンとは、親が一戸建てや中古マンションなどの不動産を購入する際に組んだ住宅ローンを、
子供が引き継いで返済する住宅ローンである親子ローンの1つの種類であり、
親子リレーローンのメリットは、親が高齢でも子供が年齢制限内なら借入ができることで、
親子ローンには、親子リレーローンと親子ペアローンがあります。
住宅ローンの申込資格の1つに、申込者の年令が申込時に60歳以下で且つ完済時の年令が
70歳から80歳であるという年齢制限があるのですが、親子リレーローンでは、親が高齢でも
子供が年齢制限内なら申込が可能なのです。
また、親子リレーローンの条件としては、子供が連帯債務者になること、子供にも安定した収入があること、
購入する物件に同居するか同居が確実なこと等があります。
そして、住宅金融支援機構の親子リレーローンの条件としては、親の年齢が申込時に70歳以上でも
可能で、後継者の申込時の年令により返済期間を設定でき、親子リレーローンの後継者の条件は、
申込本人の子孫等(申し込み本人の直系卑属)、申込時の年齢が70歳未満、
連帯債務者になることができるなどがあります。
ちなみに、通常の住宅ローンを利用する場合に、申込時の年令が55才の場合は、
返済期間は最長14年となります。
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また、親子リレーローンのメリットと親子リレーローンのデメリットは下記の通りです。
親子リレーローンのメリット
■親が高齢でも住宅ローンを組むことができる
■親子2代で住宅ローンを返済していくので、返済期間が長く組める
親子リレーローンのデメリット
■住宅ローン控除の適用は返済者のみであること
■後継者の共有持分は2分の1が上限であること
そして、親子リレーローンの注意点としては、団体信用生命保険の加入者は原則として子供になりますので、
親が亡くなった場合でも住宅ローンは全額残ることになります。
尚、親子リレーローンの持分の決め方としては、住宅ローンの負担割合とすることが基本となります。
ちなみに、親子リレーローンの場合も、親と子の双方が住宅ローン返済をしている場合は、
親と子の双方が住宅ローン減税を受けることができますが、当初の住宅ローンを
親が全額返済していた場合に、親が退職することで収入も無くなるので、
子供にローンの返済が引き継がれた場合については、その子供は住宅ローン控除を
受けることができないので注意が必要です。
親子リレーローンに関連する用語
※住宅瑕疵担保責任保険、瑕疵担保責任
※地盤沈下、液状化、不動産情報
※投資用マンション、インカムゲイン、キャピタルゲイン
※ゆとり返済(ゆとりローン)、ステップ返済(ステップローン)
※繰上返済
※狭小住宅
※ローン特約(ローン条項)
※オーバーローン
※住宅ローンつなぎ融資
※住宅ローン破綻、返済比率、住宅ローン、住宅ローンが払えなくなって
※住宅ローン事前審査、住宅ローン本審査