No229・・・PSR
PSRとは、時価総額と売上高を比較して企業の株価水準が
割高かであるのか割安であるのか判断するための指標で、
PSRは、時価総額を売上高で割って算出し、PSRは、一般的に
利益が出ていない企業の株価評価に活用されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、PSRは、時価総額より売上高が大きい方が株価が割安であると判断し、
逆に、売上高より時価総額が大きければ株価が割高であると判断します。
そして、PSRを利用する際は、企業の商品・製品・サービスの特徴や
企業が属している業界の収益構造の把握が必要で、売上が成り立つ
過程を考慮せずに、PSRの算出結果だけを見て、株価の評価をすることは
正しい評価とはいえません。
尚、PSRを利用する時は、成熟した企業の株価評価に利用するよりは、
成長途中のベンチャー企業の株価評価に活用することが、
PSRの利用としては最適であり、その理由としては、成長途中のベンチャー企業は、
毎期、売上高は飛躍的に伸びていきますが、赤字であることが多い為、
PER等の指標を利用することが出来ませんが、PSRなら売上高と時価総額の関係で
評価することになるので、成長途中のベンチャー企業の株価の評価指標としては
利用価値があります。
ちなみに、PSRは、Price Sales Ratioの略で、売上と株価の比率という意味です。
計算式・・・PSR = 時価総額÷売上高
PSRに関連する用語
※フィキシングメンバー
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)
※新円切換
※米国債と借金の本質
※通貨発行益(シニョリッジ)