No660・・・利益管理
利益管理とは、自社の目標利益を予算編成し、予算と実績を比較して、
分析・評価・対策までの活動全体を含む仕組みのことで、利益管理は、
経営をコントロールする為の仕組みであり、利益管理は、管理会計の
概念の1つです。
この利益管理は、予算管理の一部であり、利益管理を始めるには、損益予算を
作成する必要がありますが、損益予算は、単年度経営計画や中期経営計画に
おける総合予算の一要素なので、損益予算だけを作成し、利益管理をしても、
経営で最も重要な、キャッシュフローについての予算管理をしなければ、
利益管理をする意味もありません。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、利益管理の最初のプロセスである、損益予算の作成は、貸借対照表計画や
キャッシュフロー計画を作成するスタートラインとなる計画なので、損益予算を
作成しなれければ、貸借対照表計画やキャッシュフロー計画を作成することはできません。
ちなみに、予算貸借対照表は、損益予算である利益計画と、在庫計画、運転資金計画、
設備投資計画、財務バランス改善計画を作成することで完成する資金計画を作成した結果、
完成するものなので、予算貸借対照表を作成するということは、利益計画、在庫計画、
運転資金計画、設備投資計画で構成される、資金計画を作成するということなのです。
尚、利益管理では、予算実績管理をして、予算と実績の乖離の原因を特定し、
その乖離の原因である戦略や活動の修正をすることになりますが、
利益の予算と実績の乖離の原因を特定するた為には、損益予算の裏づけとなる、
活動計画を作成しておかなければ、予算と実績のギャップの原因を特定することは
出来ませんし、活動計画を作成せずに、予算実績管理をしても意味がありません。