No683・・・キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)
キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)とは、企業の営業活動での
現金回収サイクルである現金循環化日数のことで、キャッシュコンバージョンサイクルは、
売上債権回転期間に棚卸資産回転期間を足して、仕入債務回転期間を差し引いて算出し、
キャッシュコンバージョンサイクルは、運転資金と同じ意味で用いられています。
このキャッシュコンバージョンサイクル(CCC)は、営業キャッシュフローの金額を
大きく左右するものなので、営業キャッシュフローを改善したい場合は、
キャッシュコンバージョンサイクルを短縮する必要があります。
※全産業運転資金データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の運転資金データ)
・全産業運転資金
・製造業運転資金
・非製造業運転資金
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・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
また、キャッシュフロー経営が叫ばれるようになり、キャッシュフロー計算書・
資金移動表・資金運用表などの資金表が注目されるようになった現在でも、
キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)が、単年度経営計画や中期経営計画の、
キャッシュフローに関する財務目標として設定している企業は、現在でも、
それほど増えていないようです。
尚、キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)の改善は、キャッシュフローを改善し、
総資産利益率の改善にも繋がりますので、予算編成の際に計画する、
キャッシュコンバージョンサイクルの計画である、運転資金計画は、
非常に重要な計画といえます。
ちなみに、キャッシュコンバージョンサイクルは、CCCと略されることが多いのですが、
CCCとは、Cash Conversion Cycleの頭文字をとったものです。