No623・・・設備予算
設備予算とは、製品の製造や事業活動に不可欠な、土地、建物、機械装置、
工具器具備品、ソフトウエアなどの購入・売却・除却などの予算のことであり、
設備予算は、投資予算とともに、資本予算を構成するものであり、設備予算は、
長期的な経営計画の、設備投資計画に基づき作成されます。
この設備予算には、固定資産購入予算、固定資産売却予算、固定資産除却予算などがあり、
固定資産に含まれる設備に関する全ての予算が集約されています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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また、設備予算は、精度の高い、見積貸借対照表、見積損益計算書、
見積キャッシュフロー計算書、見積資金繰り表を作成するには、
欠かせない予算であり、資本予算を作成する際は、固定長期適合率や
予算ベースの資金運用表も考慮する必要があります。
そして、設備予算を実行すると、資金を長期間固定化することになり、
新たな固定費などの維持管理コストが発生し、企業の資金繰りにも大きな
影響を与えますので、長期で使用する固定資産は、財務の健全性を維持する為にも、
返済期限がない株主資本や返済期間の長い固定負債で資金調達すれば、
適正な固定比率や固定長期適合率を維持できます。
尚、設備予算は、ROI(投下資本利益率)なども考慮して、計画を作成するべきですが、
ROIとは、投資した資本に対してどれだけ利益を得られたかを示す指標で、ROIは、
投下した資本が効率よく利用されているかを客観的に示すものです。