No64・・・決算書
決算書とは、企業の一定期間の企業業績と財政状態を表したもので、
一般的に財務諸表のことを総称して決算書と呼んでおり、
決算書(財務諸表)の主な内容は、損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、
キャッシュフロー計算書(CF)の財務3表などで構成されています。
決算書の作成目的は、株主や投資家・債権者等に企業業績と財政状態を
開示する目的と、税務署へ税務申告の際に提出する資料として利用する目的、
そして経営判断をする為の経営管理資料として利用されます。
また、決算書は提出目的に応じて、決算書の提出種類が変わります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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そして、決算書は全ての企業で同一ルール(企業会計原則)を基に
作成されなければ、他社と業績の比較をすることができず、株主、投資家、
債権者が業績や財政状態を調査して取引や投資の可否が判断出来ないので、
決算書を作成する際の会計処理方法や表示方法が規則で決められています。
また、決算書は粉飾されることもあり、粉飾決算とは、決算書を実態とは
異なる姿に見せることで、通常、粉飾決算は、実態より利益を過大に見せる為に
利用してしまう企業が多いのですが、稀に、実態より利益を少なく見せる
粉飾決算をする企業もあります。
尚、決算書を分析することを財務分析といい、財務分析をすることで、
資金繰りの改善や、財体質の改善・強化をするポイントが把握でき、
財務分析手法には主に下記の5つのアプローチの方法があります。
@収益性分析(企業が営業活動により利益を獲得する能力を見る分析)
A安全性分析(企業の財務の健全性を評価測定する分析)
B効率性分析(ヒト・モノ・カネが産み出した付加価値の分析)
C生産性分析(企業がどれくらい資本を有効活用しているかを評価測定する分析)
D成長性分析(企業の将来の成長の可能性を判断する分析)
ちなみに、決算書の見方・読み方のスキルは、経理部・財務部・経営企画室に
所属する者には、必須の基本スキルです。