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〒101-0027 東京都千代田区神田平河町1番地
決算書の見方・読み方とは財務分析手法のことですが、
決算書を読みこなす為のポイントは、企業の資金繰りの状態である
支払能力を読み取る財務のスキルを身につけるにつきます。
この支払能力を読み取る財務のスキルを身につけるることができれば、
財務の基本は理解したも同然です。
企業の生命線は資金繰りです。
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その資金繰りの状態を見るために、流動比率や当座比率などの計算式
を活用して計算するだけでは、決算書を読む際の最も重要なポイント
である企業の支払能力を見るためには不十分です。
その流動比率や当座比率などの静態的分析(ストック分析)では、企業の一時点
の貸借対照表の情報だけを使い分析する手法なので、企業の真の支払能力を
掴むには限界があります。
そこで、動態的分析(フロー分析)手法である、資金移動表分析や回転期間分析を
活用し、数期間の決算書表を比較検討して、企業の真の支払能力を掴む必要があるのです。
そして、決算書の見方・読み方が身につけば、決算書の数字が何を意味するのかも
分かるようになり、各種財務指標が表現している数値の意味や根拠なども、本などの
解説などを読むまでも無く、自分自身の頭で理解できるようになります。
このように、財務の基礎を学び、財務分析手法を理解することで、決算書の見方・読み方をマスター
すれば、数字の背後にある状態を読み取ることや推定することができるようになります。
最近の厳しい経済環境下で大小さまざまな企業が破綻していますが、
決算書の見方・読み方をマスターできれば、取引先企業業の与信管理にも活用して、
危ない取引先を見抜き、不良債権の増加の防止に役立てることもできますので、
決算書の見方・読み方は、経理部・財務部・経営企画室に所属する社員には必須の
スキルです。
また、個人投資家が株式投資をする際に、投資検討先の企業の財務分析をすることで、
支払能力が悪化して資金ショートを起し黒字倒産するような企業に投資することも
避けることができます。
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