No2・・・勘定あって銭足らずにならない為に資金繰り表(資金計画)を
作成しましょう
経営者の皆様が、資金繰りについてよく口にされることは、
「何故、売上・利益共に右肩上がりで伸びているのに、お金がいつも不足するのか?」
ということでしょう。
売上・利益共に右肩上がりで伸びているのに、資金繰りが悪化しお金が不足する主な原因は、
売上債権の回収サイトと仕入債務の支払サイトのずれが影響しています。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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例えば、ある案件の売上の入金100万円が全額3ヶ月後だとします。
次に、その案件の仕入の支払い80万円が1ヵ月後だとします。
すると、売上の100万円が入金する前に仕入の支払い80万円が2ヵ月先行することになるのです。
ということは、手元に80万円の余裕資金がなければ支払いに窮することになり、
これが資金繰りが悪い状態=お金が不足する原因なのです。
この様な状態を放置していれば、売上が増加すればするほど更に資金繰りが苦しくなる
悪循環に陥り、最悪黒字倒産にもなりかねません。
そこで、資金繰りを良い状態にする為に、資金繰り表(財務計画)を作成する必要があり、
予測資金繰り表を作成していれば、実績の資金収支と見比べる事で、何が原因で資金繰りが
悪化しているのかがすぐに判明し対応する事もできますので、資金繰りの悪化を早期に
食い止めることもできます。
よって、勘定合って銭足らずにならないためにも、半年から1年先の資金繰り表(資金計画)は
最低作成し、会社の資金繰りの状態を健全な姿へ戻す必要があります。
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー、予算、金融、金利