No688・・・損金不算入
損金不算入とは、会計上は費用であるが、税法上は費用と認められないことであり、
損金不算入の費用が増加すると、課税所得が増え、納税額が増加することになり、
損金不算入の項目には、過大な役員報酬、法人税や住民税、減価償却費の
償却超過額などがあります。
この損金不算入の項目を把握しておくことは、税務会計においては、
課税所得を算定するうえで欠かせないポイントであり、節税のポイントにも
なるので、どのような項目が損金不算入となるのか掴んでおく必要があります。
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ちなみに、申告調整となる代表的な損金不算入の項目は下記の通りです。
損金不算入の項目
①過大な役員報酬
②過大な役員賞与
③過大な役員退職慰労金
④損金算入限度額を超えた接待交際費
⑤損金算入限度額を超えた減価償却費
⑥損金算入限度額を超えた寄付金
⑦損金算入限度額を超えた各種引当金
⑧法人税・住民税
⑨罰金・科料・過料・交通反則金
⑩各種加算税・加算金・納税遅延による延滞税
また、損金不算入以外の、代表的な税務用語としては、損金、益金、
益金不算入等があり、損金とは、課税所得を算出する為の費用に
当たる部分のことで、益金とは、課税所得を算出する為の収益に
当たる部分ことであり、益金不算入とは、会計上は収益であるが、
税法上は収益と認めらなないことです。
尚、会社予算を作成する際には、損金不算入項目は、課税所得に加算して、
予算の法人税、住民税及び事業税を算定する必要があります。
損金不算入に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※管理会計、不動産情報