No1500・・・コンテンツ
コンテンツとは、テレビ、ラジオ、Webサイト、紙媒体を通じて視聴することができる
テキスト、静止画像・動画等の映像、音楽や音声等の娯楽や教養の為の情報内容のことで、
会計処理をするうえでは、ソフトウェアとコンテンツは、同一の会計処理にはなりません。
英語におけるコンテンツの意味は、直訳すると内容や中身という意味です。
このコンテンツを制作する際に要した費用を会計処理する際は、統一的な会計処理方法に従うのではなく、
各業界や各企業毎の実情に応じてコンテンツ制作費の会計処理を行うことになります。
また、コンテンツは、コンテンツの制作が完成した時に棚卸資産(在庫)に計上されることになりますが、
コンテンツが完成した時の仕訳をする際の借方の勘定科目としては、
映画上映権、配給権、キャラクター商品等として、そのコンテンツの内容を適切に示した名称にして会計処理をし、
ゲームソフトは、ゲームプログラムとコンテンツが一体となり価値を持つソフトウエアなので、
ソフトウエアの会計基準従い会計処理することになります。
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そして、ソフトウエアとは 、ハードウエアを除いた物質としての実体を持たない
無形の要素すべてを指す名称のことです。
ちなみに、コンテンツ配信の売上計上基準は、着メロ・ソーシャルゲーム・アプリ等に対する一般個人の
エンドユーザーに対しての課金に関しては、コンテンツ配信時に売上高を計上するか、
コンテンツプラットフォームの提供を受けている事業者からの課金報告に基づき売上高を計上します。
各媒体の主なコンテンツ
映像コンテンツ・・・版権ビジネスを展開する企業が提供しているキャラクター
(ミッキーマウス・くまのぷーさん・ハローキティ・ウルトラマン・・・キラーコンテンツ)
映像コンテンツ・・・テレビ局や映画会社が提供しているドラマや映画
ニュースコンテンツ・・・各テレビ局や新聞社が提供しているニュース
出版コンテンツ・・・出版会社が出版している雑誌や書籍(漫画・小説・週刊誌等)
音楽コンテンツ・・・音楽会社が提供している音楽
ゲームコンテンツ・・・ゲーム会社が提供しているゲーム
ビデオコンテンツ・・・テレビ局や映画会社が制作したドラマや映画をビデオにしたもの
また、最近では、ゲームソフト・音楽・アイドル等のコンテンツのみを対象にした
コンテンツファンドの投資信託もあり、コンテンツファンド等の存在は、コンテンツの価値を
底上げする要因にもなっています。
最近は、ハードウエアで差別化が難しくなっているので、このような意味でも、
コンテンツは、企業経営における重要な経営資源である資産としても注目され、
版権ビジネスを展開する企業の株価にもプレミアムがついて上昇する会社もあり、
豊富なコンテンツを保有する企業に求められることは、企業が保有するコンテンツを効果的に運用して、
いかに価値を高めることができるかが、今後の業績を左右することになるでしょう。
尚、コンテンツビジネスを強化する上で避けて通れないことが、著作権侵害コンテンツに対する対策ですが、
知的財産であるコンテンツの最大の脅威になるのが著作権侵害コンテンツなので、
この著作権侵害コンテンツから、如何にコンテンツの著作権(版権)を保護するかが、コンテンツビジネスにおいて
最も重要な課題といえます。
コンテンツに関連する用語
・自己創設のれん
・正ののれん代
・正ののれん
・負ののれん代
・負ののれん
・のれん
・営業権
・版権
・特許権
・特許法
・無形資産
・商標権
・ソフトウエア
・キラーコンテンツ
・版権ビジネス
・のれん代