No1402・・・飛ばし
飛ばしとは、不良資産の損失の表面化を防ぐために、不良資産をペーパーカンパニー等に
移転させる粉飾の方法のことであり、飛ばしは、1980年代では、証券会社の損失補填の方法として
利用されていましたが、1990年代の証券不祥事で社会問題となり、証券取引法にて禁止されている
会計処理です。
■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内
※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)
・経営管理セミナー ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座
※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報
・経理業務の利益貢献度・経理業務の合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・日本の不動産相場
この飛ばしが利用されていた当初は、決算期が異なる企業間で行われることが一般的でしたが、
飛ばしが法律で禁止されてからは、様々な手法を駆使して、監査法人による監査でも粉飾決算が
発覚することがないような巧妙な手口で、飛ばしが行われています。
尚、飛ばしによる巨額損失で破綻した企業には、山一証券や日本債券信用銀行等がありますが、
2011年11月には、オリンパスによる飛ばしが発覚しており、このよな飛ばし行為は、
上場廃止基準にも該当します。
飛ばしに関連する用語
※想定元本
※商品先物取引法
※新円切換
※アメリカ新通貨発行と金本位制度
※GSR(ゴールドシルバーレシオ)
※通貨スワップ取引、金利、デリバティブ取引
※金利スワップ取引、金利
※クーポンスワップ取引
※コモディティスワップ取引
※為替予約
※スワップ取引、キャッシュフロー
※サブプライムローン
※ISDA
※CDS、オプション取引
※CDO、住宅ローン、社債、債券
※ソブリンリスク、信用リスク、国債、デフォルト(債務不履行)、ソブリン債