本文へスキップ

Ogata Investment 株式会社は、経営財務・予算作成コンサルティングを専門とする会社です。

雑費

雑費<経営者の為の用語集経営財務情報








No343・・・雑費


雑費とは、企業が定めた、販売費及び一般管理費のいずれの

勘定科目にも該当せず、その金額も小額であり、発生頻度も少なく、

特定の勘定科目を設ける必要がないものを処理する際に用いる

費用の勘定科目です。


この雑費は、様々な用途に支出したものが集まっている為に、

内容によっては、損金に算入されないものや、課税仕入に

該当せず、仕入税額控除の対象にならないものも含まれている

可能性がある為、決算処理の際は注意が必要です。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)

財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座等のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時〜23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

経営管理セミナー  ・予算作成セミナー ・予算作成通信講座 ・経営管理通信講座

※経理・財務・経営企画業務の利益貢献度・各種管理業務合理化の後に残るもの・不動産相場情報

経理業務の利益貢献度経理業務の合理化の後に残るものいる社員といらない社員日本の不動産相場






また、雑費に含まれるものとしては、企業にとって、金額的に重要度の

乏しいもので、発生頻度も少ないものが含まれ、一度、雑費として

処理した内容は、金額的な重要度が変わらず、発生頻度も少ない

ままであれば、継続的に雑費として処理する必要があります。


仮に、雑費として処理していた内容が、金額的な重要度が増し、

発生頻度も多くなってくれば、雑費として処理し続けるのではなく、

その内容に合った勘定科目で処理するか、その内容に合った適当な

勘定科目が存在しない場合は、新たにその内容に合った勘定科目を

設定する必要があります。


ちなみに、雑費は、金額的にも、内容的にも勘定科目の中で

一番重要性が低い為、販売費及び一般管理費の内訳では、

一番最後に表示することになります。


尚、販売費及び一般管理費である雑費も、資金繰りの際は考慮すべき

であり、雑費の予算作成の際は、過去の実績などを考慮して予算

作成することになります。


※雑費の仕訳例は下記の通りです。


例・・・事務所の清掃用具1050(税込)を現金で購入した場合。


(借方) (貸方)
雑費 1000 現金 1050
仮払消費税等 50




雑費に関連する用語

財務資産負債純資産損益キャッシュフロー

予算

金融金利







バナースペース