No454・・・空運業セクター
空運業セクターとは、飛行機などの航空輸送機器で人や物を運ぶ
航空会社(エアライン)と飛行機を使って写真撮影をし、その写真に
基づき測量図面や地図を作成する航空測量の企業で構成されている
業種であり、空運業セクターの業績は、WTI原油の価格と為替相場の
動向に大きく影響を受けます。
※その他の運輸業財務指標データ
(日本のその他の運輸業会社約1.3万社の規模別の財務指標データ
・その他の運輸業財務指標
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この空運業セクターは、セクターを構成する企業数が6社と最も企業数が
少ないセクターであり、空運業セクターの株価指数は、航空業界大手2社の
株価の動向次第でセクターの株価指数の動向が大きく影響を受けますので、
株価指数の面から見れば、空運業セクターと呼ぶよりは、航空業セクターと
呼ぶ方が適切なセクターになります。
また、空運業セクターである航空会社は、コスト全体に占めるジェット燃料費の
割合が高く、ジェット燃料は原油を精製して生産されている為、為替が
円安ではなく円高になれば原油の輸入価格が下落する為、航空会社の
燃料コストであるジェット燃料費の価格も低下することになります。
そして、空運業セクターの航空会社は、原油価格が高騰しジェット燃料費が
上昇してくると、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を導入しますが、
燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)とは、利用者の航空運賃に燃油価格の
上昇分を価格転嫁することです。
尚、空運業セクターに含まれる航空業界の現状と課題としては、欧米の
航空会社や新規参入企業との価格競争や燃料費の高騰などで業績が
大きく圧迫されており、現在は、他社と差別化をする為の価格以外の質を
重視した経営への転換が必要な時期といえます。
ちなみに、セクターと業種は同じ意味で使われており、日本の
業種別株価指数(SectorIndex)は東証業種別株価指数では33業種に
分類されています。
空運業セクター企業一覧
証券コード | 企業名 | 市場 |
9202 | 全日本空輸 | 東証1部 |
9204 | スカイマーク | 東証マザーズ |
9205 | 日本航空 | 東証1部 |
9232 | パスコ | 東証1部 |
9233 | アジア航測 | 東証2部 |
9234 | 国際航業ホールディングス | 東証1部 |