No1569・・・会計基準変更時差異
会計基準変更時差異とは、新しい退職給付会計基準を採用したことによる計上すべき金額と
従来の退職給付会計基準で計上されていた金額の差額として発生する退職給付費用の構成要素のことです。
この会計基準変更時差異は、企業によっては相当多額になることが予想されるので、新基準を採用する際に
一括して費用処理せずに、会計基準変更時差異を一定期間にわたって償却できる規定が定められています。
会計基準変更時差異の計算式は下記の通りです。
会計基準変更時差異の計算式
会計基準変更時差額の償却費用 = 会計基準変更時差額 ÷一年又は一定年数
この会計基準変更時差異以外の退職給付費用としては、勤務費用、利息費用、期待運用収益、
過去勤務債務の償却費用、数理計算上の差異の償却費用等があります。
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会計基準変更時差異に関連する用語
・勤務費用
・利息費用
・期待運用収益
・過去勤務債務
・数理計算上の差異
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・退職給付引当金繰入額
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・オフバランス
・割引率、現在価値
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