No566・・・リスケジュール
リスケジュールとは、資金繰りが苦しくなって、債務の返済が困難になった時に、
返済可能なスケジュールと返済額を考えて、金融機関に借入条件の変更等を
交渉することで、リスケジュールが成功すれば、新規の資金調達が成功したことと
同じ様な効果があり、リスケジュールは、一般的に、リスケと呼ばれています。
このリスケジュールの交渉は、非常に難しい交渉になることが多いので、
リスケジュールの交渉をする際に、何も資料を用意せず手ぶらで金融機関に
行くようでは、結果は目に見えているので、リスケジュールの交渉をする際は、
今後の経営計画は必ず用意するべきです。
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また、リスケジュールに必要な経営計画の資料の内容としては、最低限、
下記の内容を盛り込むべきです。
リスケジュールに必要な経営計画の主な内容
①資金繰りが苦しくなった原因を、経営分析により明確にする。
②経営計画には、資金繰りが苦しくなった原因の対策を必ず盛り込む
③経営計画は、定性目標と定量目標を作成し、定量目標は、貸借対照表、
損益計算書、キャッシュフロー計算書、資金繰り表を準備する
そして、リスケジュールに必要な経営計画を作成するには、特に、自社の経理部や
財務部の協力が必要となりますが、もし、自社の経理部や財務部の社員が作成した
経営計画が、論理的整合性の無い経営計画であれば、経営不振の原因の一つが、
普通レベルの経理や財務の社員すら居ない、人災であると金融機関に判断されかねず、
リスケジュール交渉にプラスに働くはずの交渉資料が、逆に、マイナスに作用することにも
なりかねません。
ゆえに、リスケジュールに必要な経営計画を作成するには、自社の経理部や
財務部の社員が、経営計画の定性目標と矛盾しない、予測財務諸表の作成を
出来る必要があるということです。
リスケジュールに関連する用語
※流動資産担保融資保証制度
※売掛債権担保融資、ファクタリング、売掛金、完成工事未収入金
※商品、製品、仕掛品、半製品、原材料
※日本銀行
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー