No797・・・類似業種比準方式
類似業種比準方式とは、取引相場のない株式を評価する際に、
事業内容が類似する上場企業の株価等を基にして、株価の評価を
する方法のことであり、類似業種比準方式は、国税庁方式である、
財産評価基本通達による評価方法の1つで、類似業種比準方式以外の
国税庁方式には、配当還元方式や純資産価額方式などがあります。
※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ
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この類似業種比準価額方式は、類似業種の、株価、1株当たりの配当金額、
利益金額、純資産価額と、評価会社の、1株当たりの配当金額、利益金額、
純資産価額を用いて評価する方式です。
また、国税庁方式において、取引相場のない株式を評価する際は、
原則として、最初に、会社を、従業員数、総資産価額、売上高などの
評価基準で、大会社、中会社、小会社に区分します。
次に、大会社と判定された場合は、類似業種比準方式で評価し、
小会社と判定された場合は、純資産価額方式で評価し、
中会社と判定された場合は、類似業種比準方式と純資産価額方式の
両方で評価することになります。
尚、類似業種比準方式で用いる類似業種の数値は、国税庁が公表している
データを用いることになります。
類似業種比準方式に関連する用語
※財務、資産、負債、純資産、損益、キャッシュフロー
※減損処理、公認会計士、株式公開企業
※株式公開会社、上場会社、上場企業、会社法、大会社、非上場会社
※非上場企業、未公開会社、未公開企業、減損会計
※減損損失、法人税、損金、損金不算入、申告調整
※非上場株式(未公開会株式)