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有価証券売却益＜経営者の為の用語集＜経営財務情報

No506・・・有価証券売却益


有価証券売却益とは、売買目的の有価証券を売却したときに発生した

売却益を処理する収益の勘定科目で、有価証券売却益として処理されるものは、

バランスシートにおいて、流動資産に計上されている、有価証券を売却して

利益を得た時であり、有価証券売却益は、損益計算書上では、営業外収益に

表示されます。


この有価証券売却益として処理されるものは、価格変動をすることに期待し

利益を得る為に売買目的で保有していた有価証券と、1年以内に満期の

到来する有価証券を売却して利益を得た場合で、子会社株式や関連会社株式等の

業務上の関係が有る株式を売却し利益を得た場合は、特別利益に表示されます。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ






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また、投資その他の資産に分類されている投資有価証券を、売却し利益を

得た場合は、投資有価証券売却益として特別利益に表示されます。


尚、有価証券の区分としては下記の通りです。


有価証券の区分

①売買目的で保有する有価証券（有価証券）
②満期まで保有する目的の有価証券（有価証券か投資有価証券）
③経営権を持っている有価証券（子会社株式）
④影響力を行使できる有価証券（関連会社株式）
⑤上記の何れにも該当しない有価証券（投資有価証券）


そして、売買目的で保有していた有価証券と、1年以内に満期の到来する

有価証券を売却して損失となった場合は、有価証券売却損として会計処理し、

有価証券売却損の損益計算書上の区分は営業外費用に分類されます。


※有価証券売却益の仕訳例は下記の通りです。


例･･･売買目的で買った有価証券1000を1200で売却し、売却代金は未収である場合。