Ogata Investment 株式会社は、マーケティング・営業・財務のコンサルティング、社員研修、マンツーマンセミナーを専門とする会社です。

投資有価証券売却損＜経営者の為の用語集＜経営財務情報

No509・・・投資有価証券売却損


投資有価証券売却損とは、バランスシート上で投資その他の資産の部の

投資有価証券に計上されている有価証券を売却したときに発生した

売却損を処理する費用の勘定科目で、投資有価証券売却損は、

損益計算書上では、特別損失に表示されます。


この投資有価証券売却損として処理されるものは、売買目的有価証券、

1年以内満期保有目的債券、子会社株式、関連会社株式以外の、

その他有価証券に区分される投資有価証券に計上されている有価証券を

売却したときです。


※全産業財務指標データ
(日本企業約280万社の業種別・規模別の財務指標データ)
・財務指標データ






■ビジネススキルを磨くマンツーマンセミナーと通信講座のご案内

※セミナー会場は、JR山手線秋葉原駅徒歩1分(受講可能日時・平日・土日・祝祭日7時～23時)
※各種通信講座は、受講期間6ヶ月から1年間(電子メールによる質問が何回でも可能)

・経営管理セミナー 　・予算作成セミナー　 ・事業計画書作成セミナー

・予算作成通信講座　 ・経営管理通信講座 　・経営計画作成通信講座　

■各種コラム・ちょっと気になる四方山話・不動産相場情報

・経理利益貢献度・経理合理化の後に残るもの・いる社員といらない社員・四方山話・日本の不動産相場

■法人向けサービス(マーケティング、財務等の各種コンサルティング)

・社員研修セミナー(経理・財務・経営企画の社員研修)　・管理職代行サービス　・1日コンサルティング　






また、売買目的有価証券、1年以内満期保有目的債券を売却した際に

発生した売却損は有価証券売却損として、損益計算書上では、

営業外費用に表示します。


そして、子会社株式や関連会社株式等の業務上の関係が有る株式を

売却し損失となった場合は、損益計算書上では、特別損失に表示する

ことになります。


尚、有価証券の区分としては下記の通りです。


有価証券の区分

①売買目的で保有する有価証券（有価証券）
②満期まで保有する目的の有価証券（有価証券か投資有価証券）
③経営権を持っている有価証券（子会社株式）
④影響力を行使できる有価証券（関連会社株式）
⑤上記の何れにも該当しない有価証券（投資有価証券）


また、投資有価証券に計上している有価証券を売却して利益となった

場合は、投資有価証券売却益として会計処理し、投資有価証券売却益の

損益計算書上の区分は特別利益に分類されます。


※投資有価証券売却損の仕訳例は下記の通りです。


例･･･投資目的で買った投資有価証券1000を900で売却し、
売却代金は未収である場合。