No1・・・JREITのニューシティ・レジデンス投資法人の破綻
私は、J-REITに対する基本評価は、物的担保になる賃貸不動産の価値と、
その賃貸不動産から発生する賃料の2つで評価します。
次に、JREITと株式を比較する為に、投資対象がAという企業とBというJREITが
あるとします。
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Aの企業を100%取得するのに1億円必要でAという企業の今期の予測純利益は
1000万円だとします。
BのJREITも100%取得するのに1億円必要で、BのJREITの今期の予測純利益は
1000万円だとします。
上記の比較でどちらが今期の予測純利益を達成する確率は高いでしょうか。
大多数の方は、BのJREITの方が予測純利益を達成する確率は高いと思われる
はずです。
間違いなく、賃貸不動産(投資用不動産・投資用マンション)を所有し賃料を得る事より、
企業を経営し利益を出すことの方が遥かに難しいはずです。
ニューシティ・レジデンス投資法人のようなREIT(不動産投資信託)や、キャッシュフローが適切にある
賃貸不動産を所有している企業に、資金が回らない状況は、資金の流動性が
枯渇している状態です。
その原因は、巷でささやかれている、金融機関がCDS履行不能に陥り、連鎖倒産の
可能性が影響しているのかは分かりませんが、このニュースは現在の金融システムの
混乱を示す最たるものでしょうから、資金の流動性を回復させる政策が打ち出されることが
必要であると思います。
JREITに関連する用語
※競売物件、競売
※現状有姿、中古マンション、リフォーム、現況有姿
※区分所有権
※マンション管理組合、建物の区分所有等に関する法律(区分所有法・マンション法)
※修繕積立金、マンション管理組合、 修繕積立一時金(修繕積立基金)
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※逆梁工法
※区分所有建物、区分所有権
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※アスベスト、石綿
※二重天井、二重床
※違反建築、建築基準法、違反建築物
※メゾネット
※複層ガラス、ペアガラス
※任意売却、抵当権、任意整理、住宅ローン